本記事は呪術廻戦14巻のネタバレ内容を含みます。
呪術廻戦の技名とか漢字が覚えられないコミコミ太です。
伏黒恵の術式の名前をずっと十種影法師だと思っていて(ブログにも書いていて)恥ずかしかった。
(本当は 十種影法術でした。)
今回の記事は伏黒恵の基本的な情報から布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)の考察まで行った、伏黒恵の紹介記事になります。
伏黒恵の性格や見た目のおさらいから、強さと術式の紹介、そして布瑠部由良由良について考察していきます。
今回の記事でわかることはこちら。
- 布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)について詳細
- 伏黒恵の性格や身長などの基本的な情報
- 伏黒恵の現在の強さや術式の最新情報
それでは伏黒恵の紹介に参りましょう!
布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)とは

布瑠部由良由良とは、伏黒恵の術式である十種影法術の中でも最強の式神「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」を調伏するための言葉です。
つまり、最強の式神「魔虚羅」を呼び出して、術師の式神として使役するための儀式を行う言葉になります。
では、なぜ調伏の儀式が伏黒恵の切り札となるのでしょうか?
それを知るには、十種影法術の仕組みを知る必要があります。
十種影法術は以下のような手順で使役できる式神を増やしていきます。
- 十種影法術の術師は最初に2匹の玉犬だけが与えられる
- それ以外の式神を使役するには、術師と玉犬で調伏を済ませる必要がある
- その後は使役した式神を駆使して、十種の式神を調伏していく
そして、重要な点がもう1つ。
式神の重複は複数人でも可能だが、複数人での調伏は無効となる
これらの術式の性質を利用して、誰も調伏することが出来ない式神「魔虚羅」を呼び出し、強制的に調伏の儀式を敵と一緒に行うのです。
魔虚羅は非常に強力な式神なので、魔虚羅の調伏に成功したことがある十種影法術師は長きにわたる禪院家の歴史の中で一人もいません。
特級術師や特級呪霊レベルではまず倒すことが出来ないでしょう。
調伏の儀式に巻き込んだ敵を自分もろとも魔虚羅に殺させることを目的としているため、伏黒恵の捨て身の攻撃というわけです。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の基本情報

伏黒恵のプロフィール
所属 | 等級 | 声優 | 年齢 | 誕生日 | 術式 |
---|---|---|---|---|---|
東京校1年生 | 2級 | 内田雄馬 | 16歳 | 12/22 | ・十種影法術 ・領域展開: 嵌合暗翳庭 |
御三家の1つである禪院家の血を引くエリート。
姓が「禪院」ではなく「伏黒」なのは、父が家を出たのちに婿入りしているため。
呪術高専に入る以前にも五条の付き添い的な立場で呪霊との戦闘を経験しているため、他の学生と比較して実戦経験は多い。
そのため、戦闘中に相手の術式を見抜く能力が高く、その頭脳も恵の戦闘力を底上げしている要因だ。
五条や特級呪霊がいともたやすく領域展開を使うので霞んでしまうが、東堂葵や七海建人ら一級術師が領域展開を使えない中で、この若さで領域展開を使える伏黒恵は天才である。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の性格
伏黒恵はサッパリとした性格だ。
自分の助けたい者だけ助ける。
しかしそれは多くの人を見捨てる、というわけではない。
中学の頃からイジメられていた弱い人達を助けていた。

その性分は今も変わらず、「不平等に人を助ける」という信条を曲げることはない。
「不平等に人を助ける」という信条を持ったきっかけは、姉の伏黒津美紀(つみき)が呪われたからだ。
誰もが認める善人である津美紀が呪われるという世の中の不公平さに抗うように、伏黒恵は善人を助けたいと思うようになった。
意外と仲間との付き合いは良く、一年生たちで出かけることも少なくない様子だ(カバー裏の「じゅじゅさんぽ」から)。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の見た目

身長175cm、黒髪に緑色の瞳をしている。
髪型は真ん中がニワトリのトサカのように立っている。
虎杖悠仁の身長が173cmなので、1年生の中では1番身長が高いことになる。
禪院真衣に「イケメン」と評されており、作中ではイケメンのキャラクター設定だ。
実際に第1回人気投票で2位を取っており、現実世界でも伏黒のファンはかなり多い。
また、全体的には伏黒恵の父である禪院甚雨にそっくり。
特に邪悪な笑顔は父の特徴そのままだ。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の初登場

伏黒恵の初登場は第1話だ。
第1話の1ページ目からイライラしており、最初はキツイ性格のように見える。
虎杖悠仁の高校に、宿儺の指を回収する任務のため単独で赴いた。
ちなみに伏黒恵は二級術師なので、単独で任務を請け負える。
元々の任務は虎杖の高校の「百葉箱」になぜか入っている宿儺の指を回収してくるだけだった。
しかし虎杖の参加する部活「オカルト研究会」の無邪気な好奇心によって宿儺の指は封印を解かれてしまう。
封印を解かれた宿儺の指に大量の呪いが引き寄せられ、伏黒恵も対処しきれない。
そんな中で虎杖が宿儺の指を取り込み、受肉してしまう。
呪術廻戦最初の1ページ目が五条悟と電話をする伏黒恵のシーンから始まっているのが、今考えると感慨深い。
↓伏黒恵の基本情報のまとめです。
- 伏黒恵は善人が平等を享受できるようにしたい。
- 1年生で最高身長のイケメン。
- 初登場は第1話でキツイ性格の雰囲気だった。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の強さ
伏黒恵は現在進行形で成長している。
初期は式神を出すためだけに術式をつかっていたが、今では呪具の取り出しにも使っており、術式はまだまだ自由な使いようがありそうだ。
まだ黒閃は発動していない。(虎杖と野薔薇は発動している)
戦い方

10種類の式神を使った中距離の戦闘と近距離での肉弾戦を組み合わせて戦う。
初期は式神と一緒に距離を詰めて素手で戦っていたが、禪院真希から呪具の使用を勧められ、呪具を使うようになる。
伏黒恵の術式は影を媒介にしており、影の中に呪具を収納しておくことも可能。
呪具をいつでも取り出せることにより、いくつかの呪具を使い分けて戦う戦闘スタイルを身につけた。
術式 十種影法術
禪院家に伝わる術式の一つで、手で影絵を作って式神を呼び出す。
影絵を作るには両手を開けておく必要があるので、影絵を作る際には呪具をしまっている。
呼び出した式神は一度破壊されると二度と呼び出すことが出来ないが、破壊された式神の能力は他の式神が引き継ぐことができる。
伏黒恵が好んで使っている式神は玉犬と鵺の二体。

ここからは今まで伏黒恵が出した式神を詳しく解説します!
玉犬(白・黒・渾)

呪霊を追うための追跡能力、鋭い爪による戦闘能力、俊敏さによる回避能力を併せ持った万能な式神。
特級呪霊の花御にダメージを与えるほどの戦闘能力を持っており、伏黒恵の式神の中で最も攻撃力が高い。
元々、玉犬の黒と白が居たが白は少年院の特級呪霊に破壊された。
破壊された白の能力を、黒が引き継いだことによって玉犬渾が生まれた。
鵺(ぬえ)

帯電する翼を持ったフクロウのような式神。
体長はかなり大きく、人を運ぶこともできるほど。
空中で鵺に攻撃されると、ひとたまりもない。
蝦蟇(がま)

巨大なカエル。
長い舌を持っている。
蝦蟇は戦闘能力は高くないので、めったに出すことがない。
釘崎野薔薇を助けるのに使ったが、釘崎には「カエルきらいなんすけど」と文句をいわれてしまった。
伏黒恵は小さなカエルをよく使うのだが、それは蝦蟇と鵺を掛け合わせて作った不知井底(せいていしらず)である。
不知井底(せいていしらず)

羽の生えた小さなカエル。
不知井底は式神の一つではなく、蝦蟇と鵺を組み合わせて作ったもの。
不知井底は他の式神と違い、何度壊されても大丈夫。
そのため、不知井底は様子見に使ったり、壊されても良いような囮として使う。
大蛇(おろち)

人を飲み込むほど大きな蛇。
大蛇は登場回数2回目で両面宿儺に破壊されてしまう。
どの式神に能力が引き継がれたのか不明だが、現在小さな蛇の形で登場している。
満象(ばんしょう)

人より少し大きいくらいの背丈の象。
満象は長い廊下を満たすほど大量の水を吹き出す。
満象は 呪力を食うので単体でしか出すことが出来ない。
京都校との交流会の際に、最近出せるようになったと話していた。
領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)

領域内を黒い沼のような液体で満たす。
本来伏黒恵の影からしか出せない式神をどこからでも出せるようになり、式神の数も複数体同時に出せる。
また自身の「影分身」を作ることができ、敵を騙すことが可能。
伏黒恵は領域展開で隙をついて敵の影に潜り込み、不意打ちで特級呪霊を倒した。
現在は不完全なため足元を影で満たすだけの領域になったが、完全になったら周囲を真っ暗な影で囲うことができるだろう。
↓伏黒恵の強さのまとめです。
- 戦闘スタイルは式神と肉弾戦による中近距離型。
- 術式は十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)で玉犬と鵺をよく使う。
- 領域展開は嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)は不完全だが十分な強さ。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の秘密
(解禁以前の考察)布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)とは?

現在は布瑠部由良由良の内容が明らかになっているので、その前の考察になります。消すのが勿体ないのでそのままにしておきます。
誰もが気になっている伏黒恵の切り札だ。
「布瑠部由良由良」の後に「八握…」と詠唱が続く。
「八握」で検索するとヒットするのが八握剣(やつかのつるぎ)だ。
これは十種神宝(とくさのかんだから)と呼ばれる、霊力を宿した10種類の神の宝のうち1つである。

これはどんどん呪術らしくなってきたぞ!
詠唱の布瑠部由良由良に関しても文献があり、「布瑠部由良由良」と唱えながら神宝を揺り動かすことで死人さえ生き返らせる呪力を発揮するそうだ。
詳しくはこちら。↓
「布留部 由良由良止 布留部」と唱える「ひふみの祓詞」や十種神宝の名前を唱えながらこれらの品々を振り動かせば、死人さえ生き返るほどの呪力を発揮するという。
(Wikipedia 「十種神宝」より抜粋)
これらを踏まえてフルベの発動シーンを見てみると、伏黒恵の腕は剣の影絵を作っているように見える。
八握剣の情報を踏まえて、現在分かっている情報を下にまとめる。
- 十種神宝(とくさのかんだから)の1つである「八握剣(やつかのつるぎ)」を使おうとしている。
- 八握剣を発動すると強大な呪力を得ることができる。
- 使うことで伏黒恵は死に至る。
さて、ここからは憶測だが、伏黒恵は十種神宝の中でも八握剣(やつかのつるぎ)しか使えないのではないだろうか。
十種神宝には見たところ、八握剣以外にも興味深い効果を持つものが多い。
伏黒恵の発動できる八握剣の効果は「悪霊を払う」なので正に目的に合致した神宝なので強いのは分かる。
一方で他にも「足玉」や「道返玉」や「死返玉(まかるかへしのたま)」といった強力そうなものがある。
足玉の効果は全ての願いを叶える。
道返玉の効果は悪霊封じ。
死返玉は死者の復活。
どれも両面宿儺に効果が高そうではないだろうか。
特に死返玉を使えば心臓を失った虎杖悠仁を助けられそうだ。
しかし、両面宿儺が虎杖悠仁の心臓を取ったときに、伏黒恵は死返玉を使う素振りがなかった。
伏黒恵が八握剣のみを使おうとしているのは、やはり八握剣(やつかのつるぎ)しか使えないからだろう。
さらに伏黒恵が八握剣しか使えないとなると、禪院家の一族が別の十種神宝を使えるのではないか予想を膨らませることができる。
何はともあれ、伏黒恵が「布瑠部由良由良」を発動するのは興味深いが、死んでしまうのなら見たくない。
伏黒恵の血筋である禪院家の当主、禪院直毘人が何かしら発動してくれる展開を望もう。
↓布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)についてまとめです。
- 伏黒恵の「フルベユラユラ」は八握剣(やつかのつるぎ)を顕現させる。
- 八握剣は強力な呪力を秘めた十種神宝(とくさのかんだから)の一つ。
- 伏黒恵が顕現できるのは恐らく八握剣(やつかのつるぎ)のみである。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の紹介 まとめ
いかがでしたか?
伏黒恵の性格や術式、切り札のことまで紹介していきました。
全体的に中二病感の強い技や性格をしているので、自分は惹かれてしまいます。
これからも伏黒恵の成長や行動に目が離せないですね!!
それでは今回の記事のまとめです。
- 伏黒恵は善人が助かるように人を助けたい。
- 伏黒恵の術式は十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)。
- 伏黒恵の切り札「八握剣(やつかのつるぎ)」は十種神宝(とくさのかんだから)の一つ。
最期まで読んでいただきありがとうございました!
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伏黒恵の領域展開した時の顔がサイコーすぎる…!