
呪術廻戦に出てくるパンダ先輩って、結局どんなキャラクターなの?
漫道コバヤシ放送時には、原作者の芥見先生に「出オチ」と評されてしまった呪術廻戦のキャラクター「パンダ」。
かわいい見た目と謎の設定をしていながら、意外としっかりした価値観を持っているというギャップが素敵。
ただ、実際にどんなキャラクターか掴めていない方も多いはず。
そこで今回は、突然変異呪骸の詳細や、パンダの特徴や戦闘スタイル、その魅力についてまとめました!
- 突然変異呪骸とは?
- パンダの基本プロフィールや術式情報
- パンダの持つ魅力
- パンダの気になる描写
それでは、参りましょう!
突然変異呪骸とは
まず、普通の「呪骸」とは、内側に呪いを宿し、自立可能な無生物のことです。
本来呪骸は自分の意志を持っていません。

釘崎野薔薇が初登場時に倒した、マネキンが、呪骸に当たります。
では、突然変異呪骸とはなにか。
「感情を持って生まれた呪骸」のことです。
今の所パンダ以外の突然変異呪骸は登場していませんし、パンダ以外に突然変異呪骸が居るという情報もありません。
呪術高専東京校学長の夜蛾正道は、傀儡呪術学の第一人者です。
その夜蛾正道が造った、最高傑作の呪骸がパンダなのです。

また、パンダは産まれたころ、赤ちゃんのような容姿をしており、年月とともに成長していき、今の姿になったようです。

幼少期パンダ、不覚にも結構カワイイ。
感情を持っているという特徴以外にも、身体が成長するという点が他の呪骸と一線を画していますね。
パンダの基本情報

初登場エピソード | 第2巻10話「雨後」 |
所属 | 呪術高専2年生・準2級呪術師 |
声優 | 関智一 |
術式・キャラ情報 | 呪骸としての核を3つ持つ |
備考 | 突然変異呪骸で、夜蛾学長の最高傑作 |

最初は中に誰か入ってると思ってたけど、呪骸だったんだ!
パンダは、傀儡呪術学の第一人者である夜蛾正道に作られた呪骸です。
通常の呪骸は喋りませんし意思も持ちませんが…パンダは夜蛾学長の最高傑作で、突然変異を遂げた、突然変異呪骸!自立した意思を持ち、誰に命令されるでもなく行動しています。
性格は基本的にフラットではありますが、ノリがよく色恋沙汰の話も大好き!

呪術廻戦0巻では乙骨に好みのタイプを聞き、真希へ「脈アリ」と伝えるなどコミカルな一面も見せました。

またTVアニメ呪術廻戦の第5話「呪胎戴天-弐-」のじゅじゅさんぽでは、伏黒恵から「おひさまのにおい」をしていると言われています。

実際このエピソードでパンダ先輩のイメージが変わったな(笑)
パンダの強さと登場エピソード

そんなパンダですが、一体どれほどの強さを持っているのでしょうか。
パンダは第2巻10話「雨後」で登場して以降、姿を見せていませんでした。しかしその後、京都姉妹校交流会編でその実力を発揮します!
先ほどパンダには核が3つあると書きましたが、普通呪骸は核を1つしか持ちません。
しかしパンダは核を3つ持っており、これらが全て潰されるまでは行動し続けることができます!
核の位置も呪力操作でブラフをはれるため、戦闘不能になる可能性もかなり低いと言えるでしょう。

核の数から違うとなると、初見で行動不能にするのはかなり難しそう
また、パンダの核にはそれぞれモードがあり、どのモードをメインに置くかで使える技も変わります。それぞれのモードについて、現時点で分かっていることをまとめました!

- パンダ核:バランス重視
- ゴリラ核:短期決戦のパワー重視、お兄ちゃん核
- お姉ちゃんの核:照れ屋(!?)
お姉ちゃん核についてはほとんど情報が出ていませんが、お兄ちゃん核である「ゴリラ核」については、得意技も明かされています。その得意技というのが「激震掌(ドラミングビート)」!

攻撃すると同時に防御不能の衝撃を相手に与える技で、第5巻39話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑥ー」のメカ丸戦ではその高い威力がうかがえました。

これらの力を使いこなしつつ、持ち前の頭の回転力で戦況を瞬時に把握、適切な行動をできるのがパンダの強みでしょう。
お姉ちゃん核は未だ登場していませんが、パンダ核とゴリラ核が接近戦闘スタイルであることを考えると、近接戦闘以外で活かせる特殊能力を持っているような気がします。
パンダの魅力

そんなパンダの何よりの魅力は、「意思を持った呪骸」だからこそのフラットな目線や考え方ではないかと思います。
パンダは呪骸ですから、人間とも呪霊とも違うポジションに立っている状態です。そんな中で、パンダが人間を「気持ち悪い」と評したシーンがありました。
そこで、乙骨を思い出しているのもパンダらしくて素敵だな~と思いますし、自分にない部分を「好き」と言えるのは、パンダの魅力ですよね。

0巻でも、乙骨と最初からナチュラルに関わってたもんね…
パンダの気になる描写
そんなパンダですが…第13巻115話「渋谷事変㉝」で、後輩である虎杖悠仁の内に宿る両面宿儺の攻撃に巻き込まれてしまいます。

後にパンダは無事であることが判明しますが、この時一緒に巻き込まれた1級術師の日下部篤也は虎杖悠仁の処刑に賛成していました。

そりゃ、普段の悠仁を知らない人からしたら只の危険人物だもんね…
ただこの段階では、パンダは悠仁の処刑へ全面的な賛同はしていない様子を見せます。

しかしこの後、第134話「渋谷事変(51)」で悠仁と再会した時、パンダと悠仁の間に次のようなやり取りがあったんです!


…あれ?パンダ先輩って「虎杖」呼びだったっけ…?
ぜひ単行本などでチェックしてほしいのですが…ここでパンダの呼び方が、「悠仁」から急に「虎杖」へと変わるんです!
ただの誤植であれば良いのですが…この状況、そしてパンダがされたことを踏まえると少し引っかかりますよね。
パンダは今後、悠仁たちとどういった関わりを見せていくのでしょうか……
注目して追っていきましょう!
パンダの紹介 まとめ
突然変異呪骸・パンダの特徴や強さ、魅力について見ていきました!
パンダはファンシーな見た目に反して、人間に対するフラットな目線も持っています。
呪いが「人の負の感情」から生まれている以上、「人間」の在り方が際立つ呪術廻戦ですが…パンダのようなキャラクターがいることで、よりその解釈に深みが生まれているのではないでしょうか。
今後、パンダがどんなポジションに立つのか…今から楽しみですね。
- パンダはパンダじゃない!夜蛾学長の作った突然変異呪骸
- パンダには核が3つあり、それぞれ戦闘スタイルが異なる
- パンダの「意思を持つ呪骸」だからこそ持つ「人間」への価値観が魅力的
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