
真人は呪霊キャラの中でも、印象的なシーンが多いよね…
独特の「呪霊」観や人間観で、憎みきれない魅力を持つ真人。しかし、印象的なシーンが多い一方で真人について理解しきれていない!と感じる方もいらっしゃるはず。
今回はそんな真人について、プロフィールやその強さ、魅力などについてまとめました。真人には気になる描写も複数ありますので、そういった辺りも一緒に整理していきましょう!
- 真人の基本プロフィールや術式の情報
- 真人の強さや登場エピソード
- 真人の気になる発言や伏線
もくじ
真人の基本情報

初登場話 | 第2巻16話「情」 |
声優 | 島﨑信長 |
術式 | 無為転変(むいてんぺん)、領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」 |
備考 | 人が人を憎み、恐れた感情から生まれた呪霊 |

真人は、呪霊サイドのキャラクターとして登場したね
真人は「漏瑚VS五条」の凄まじい戦いの後に初登場し、その後のシリーズ「幼魚と逆罰」で本格的な活躍を見せました。
継ぎはぎの皮膚が特徴的で、のちの漏瑚の発言から「呪霊」側のトップを務めていたことも分かっています。
真人はその見た目も記憶に残りやすいですが、虎杖悠仁たち呪術師と対立する中で見せる発言や行動も印象的ですよね!
続いてはその辺りについて、さらに掘り下げていきましょう。
真人の強さや登場エピソード

真人が本格的に暗躍を始めたのは、第3巻19話「幼魚と逆罰」から始まる「幼魚と逆罰」シリーズです。
たまたま映画館で会った吉野順平をそそのかし、虎杖悠仁とその内に宿る「両面宿儺」に宿儺優位の縛りを科そうと動いていました。
最終的に縛りを科すことには失敗しますが、呪術師の七海建人や虎杖悠仁と闘う中で成長を重ね、領域展開を成功させるまでに至ります。


領域展開は作中でもほんの一握りしか成功してないのに…この少しの間で習得しちゃったんだ
そんな非常に高いセンスと呪力量を誇る真人が持っているメインの術式は「無為転変」。
「相手の魂に触れることで、対象者の形を自在に操作できる」術式で、術式を使いたい相手に直接触れさえすれば、いつ、誰に対しても発動させることができます。
この無為転変が必中必殺の技となる領域展開「自閉円頓裹」は、その後の渋谷事変などでも有効活用されていました。

「対象者に手で触れること」が無為転変の発動条件ですが、領域の中では「必ず」手を触れることができます。だからこそ、無為転変は領域に引き込みさえすれば「必中・必殺」の技となるのです。

無為転変と領域展開の組み合わせはチートすぎる!
ちなみに幼魚と逆罰では、この「必中状態」にある無為転変によって両面宿儺の魂に触れ、返り討ちを受けてしまいますが……こういったイレギュラーがない限り、領域に引き込みさえすれば勝ちが確定していると考えて良いでしょう。
無為転変の詳細

掌で触れたものの魂の形を変える。
魂の形を変えることにより、人間の形を変えることができる。人間以外の動物に使っている様子がないことから、人間にしか適用されないようだ。
自身の身体も自由に変形させることが出来るが、大きくしすぎたり長く変形させすぎたりすると、強度が落ちてしまう。
また、形を変えた後の掌では無為転変を発動できない。
無為転変を操る真人の話によると、肉体に魂が宿るのではなく、魂に体が肉付けされているらしい。
そのため、魂の形を変えることにより、肉体の形を変えることが出来るようだ。
小さくした人間を複数ストックし、自在に変形させられる飛び道具として利用したり、いつでも改造人間を出せるようにしている。
多重魂・撥体

多重魂によって魂を融合させることで発生した魂同士の拒絶反応を利用して、爆発的な質量を創り出す。
広範囲への攻撃や遠距離からの攻撃の際に利用している。
多重魂・幾魂異性体

拒絶反応が微弱な魂の組み合わせにより、複数の改造人間分の能力を得た攻撃型改造人間を生み出す。
複数の魂を一瞬で燃やし尽くすことによって攻撃力を得ているので、生み出してから数分で死んでしまう。
無為転変・遍殺即霊体

黒閃を決めた真人が、自身の魂の本質に気づいて変形した姿。
「変形しない」という縛りにより、強度を上げている。
その強度は虎杖の攻撃が通らないほど。原型の200%の強度だそう。
真人の魅力

そんな真人の魅力は色々ありますが、中でも特に光っているのは「真人の持つ価値観」ではないでしょうか!
真人は「魂」を操作する術式を持っていることもあり、「魂」の在り方について確固とした価値観を持っています。
今回は、その価値観が分かるシーンを一部持ってきました。

吉野順平も傾倒したこの価値観ですが…何というか、言っていることだけ聞くとすごい耳触りが良いです。
これだけ聞くと、真人の考え方の中に共感できる人もいると思うんです。

しかし、彼は人から生まれた「呪い」です。人を誑かし、唆し、その行動によって満たされています。
人を殺しながら呪術の扱い方を覚え、本人も貪欲に成長を楽しんでいるのです。
このギャップこそが真人の魅力なのかなと思いますし、「真人を許せないと思いつつも憎みきれない」という気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。
真人にはこんな伏線や発言も!?

真人は「人が人を恐れる感情」から生まれた呪いです。しかし、この「人」というのがいったいどこまでの人間を含んでいるかは、少々ぼかされている印象を受けます。
そのため「もしかして、誰か特定の人間の感情から生まれている…?」と思わせる描写が複数出ていたのです。
中でも特に当時ざわついたのは、次の2つの描写!
1つは、アニメ9話「幼魚と逆罰」で繰り広げられた吉野順平と真人のシーン。吉野順平の負の感情があふれたと同時に、真人が生まれたかのような描写になっていた以下のシーンです。

そしてもう1つは、原作・呪術廻戦第121話「渋谷事変㊴」のこのセリフ。

これらの描写について、放送・掲載された当時「吉野順平や虎杖悠仁と真人に何か繋がりがあるのでは?と思わせる伏線みたい…」という意見がSNSなどで挙がっていました。
まだ、上記の描写についての言及はされていませんが…どこで何と何が繋がるか予測不可能なのが呪術廻戦。今後の展開にも、注目していきたいですね。
真人の紹介 まとめ
真人の魅力や強さ、登場エピソードなどについてご紹介しました!
ありのままを肯定するような価値観と、人間を呪いとして遠慮なく利用していく二面性を持った真人。そんな真人が敵サイドにいるからこそ、「呪術師」の在り方や「呪いの価値観」に深みが出るのではないでしょうか。
本誌も激動の展開が続いていますが、そういった「価値観」にも注目して追っていきたいところです!
- 真人は「人が人を憎み、恐れた感情」から生まれた呪い
- 真人の術式は「無為転変」!魂に触れてその形を変える力を持つ
- 真人の価値観と、実際の行動にある絶妙なズレも魅力の1つ
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